母親の胎内にいるときに過ごした場所で、自分の産土神(うぶすながみ)が決まるそうです。
産土神とは、生まれた時から死後まで守護してくださるという最もありがたい神様のことです。
私の産土神がある場所は鳥取県倉吉市にある賀茂神社。
御祭神は京都の上賀茂神社より勧請した賀茂別雷神(かもわけいかずちのかみ)様。
大自然を支配する神様で災い除けに後利益があるとされています。
又昔から打吹天女伝説があります。
境内に入って歩いていくと右側に井戸が祀ってある(夕顔の井戸)で(打吹天女伝説)昔この井戸のほとりに夕顔があり、その蔦を伝って天女が天に昇っていったと伝えられています。
残された二人の子供は近くの天に一番近い山に登り鼓を打ち笛を吹き鳴らして母を恋い慕ったそうです。
それからその山を打吹山と呼ぶようになったそうです。
賀茂神社のすぐそばには打吹公園がありその上には打吹城があります。
賀茂神社の上にあがって行き、手洗舎で手と口を清めます。
歩いて行くと左にお稲さんが祀っているのでお稲荷にご挨拶。
そして、階段を上がっていくとやっと本殿が見えてきました。
お賽銭箱にお賽銭をいれ、鈴を鳴らし、礼を二回、柏手二回
今日お参りさせて頂いた意味と住所、氏名、生年月日を言って礼一回。
ご挨拶を終え、境内を散策していると、雷神・降臨のもみの木と立て札がありました。
平成十九年八月十九日午後二時ごろ境内に落雷あり被災は古木二本のみにて他所は無事なり
当社の御祭神は賀茂別雷神にて災難除けの霊験ありと書いてありました。
凄い!
神様が本殿を守って、姿は見えないけれどいつも見守っていらっしゃるんだと思いました。
大阪からだと遠いのでなかなかこれませんが、また伺います。と、ご挨拶して賀茂神社をあとにしました。