自分の実家の近くにある神社(お宮参りをした)が産土神さんだと当然のことのように思っていました。
だけど、違うようなのです。
今読んでいる『「龍使い」になれる本』にはこう書かれていました。
母親の胎内にいるときに過ごした場所で、あなたの産土神が決まります。
神様としては位が低いので産土神は成長する必要があるのですが、そのためには人間を育てるのが一番の近道なのです。龍は、産土神とともにあなたを成長させ、運を開いていくのです。
引用:「龍使い」になれる本
この本に書かれていることが本当だとすると、産土神さんはマンツーマンで常にその人の人生を守り導いていてくれているんだ。
そう思うと産土神さまと龍がいとおしくなります。
私の産土神さま
私の産土神さまは鳥取県倉吉市にある「賀茂神社」(かもじんじゃ)で何十年も行っていません。
神社のすぐ側には打吹公園があり、さくらの時期には桜まつりで賑わっています。
子供の頃に親から聞いていたこの地で語り継がれている「打吹天女伝説」。
天女が鳥居の近くにある井戸の側に生えた夕顔を伝って天に昇った行ったという伝説です。
なにかアニメにでてくるお話しみたいで、聞いている時は空想の世界に入っていくようでした。
神社は保存林に囲まれ、御祭神は賀茂別雷神(かもわけいかづちのかみ)で、京都の上賀茂神社より勧請した神様。
大自然を支配する神様で、災い除けの神様として祀られています。
両親のお墓参りに帰った時に賀茂神社の産土神様にご挨拶に行こうと思います。
今すぐにでも行きたいけれど、大阪から鳥取は気軽に行ける場所ではないので・・・
この本の著者・大杉日香理さんが産土神の存在をハッキリと認識したのはお父様が他界されたときだそうです。
お父様の看病でたまたま病室に居た時にお父様の産土神が見えたとの事。
人間の死期が近づいてくると産土神は何倍にも大きくなり人の体を綺麗な光で包み込んで、あの世に連れて行ってくれるそう。
大杉日香里さんが病室に入って部屋いっぱいの光りを見た時太陽のように眩しく驚いたそうです。
こうやって産土神さまは自分の仕事として、人間が母親の胎内に宿ってから死ぬまでマンツーマンとして寄り添っていてくれるんだと思うと嬉しいです。
自然と感謝の気持ちが湧いてきます。
遠いけどこれからは近くにきたときはお参りさせて頂きます。