夢千代日記をテレビで鑑賞するのもこれで3度目、素晴らしいNHKの人間模様のドラマです。
夢千代日記は、1981年に放送されたとても古いドラマです。
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山陰の積雪の多い湯村温泉で芸者の夢千代(吉永小百合)の元に様々な事情を抱えた女達が集まり色々なドラマを繰り広げる。
その出来事を夢千代が毎日日記につづり、その内容を夢千代を演じた吉永小百合さんの朗読で物語が進んでいきます。
偶然に番組表で見つけ予約録画しました。
大好きな作品の一つです。
舞台は中国地方の山陰の湯村温泉。
冬季は山間部を中心に積雪が多く日本海沿岸では荒れ狂った様に厳しい海です。
近くには余部橋梁もあります。
夢千代日記の舞台をこの地域にしたのは脚本家の早坂暁さんのこだわりでもあったのだそう。
私がこのドラマを好きな理由のひとつが豪華メンバーだということ。
吉永小百合、樹木希林、秋吉久美子、緑魔子、長門勇、林隆三、加藤治子その他、豪華メンバーの方々がまだまだいらっしゃいます。
そして、もうひとつ。
セリフを方言でここまで完璧に喋られたことです。
舞台は兵庫県ですが、山陰地方ということで鳥取県と同じ方言が使われています。
私は鳥取県出身です。
だから、このドラマで鳥取弁を聞くととても懐かしい気持ちになります。
これだけ見事に鳥取弁を使えるのは、方言指導のお方の教え方が素晴らしかったのだと思います。
特に樹木希林さんの鳥取弁最高でした。
今までここまで素晴らい鳥取弁を使ったドラマは夢千代日記だけです。
鳥取弁はアクセントや方言が独特で地元の人間が聞いたら、上手・下手がすぐわかります。
もし夢千代日記を観られる機会がありましたら、方言に耳を傾けてドラマを観てください。
なかなか味のある柔らかくてやさしい、のんびりとした方言です。