4月17日にNEWS23で放送されたニュースを観ていたら「終活登録」という文字が出てきたので何だろうと観ていました。
超高齢社会を迎えた日本・・・行政の多様化が求められています。
今までは、亡くなったあとの事は家族・親族が支えてできていた。
しかしそれが、出来なくなっているのが、現状です。
引き取り手のない遺骨が年々増えているそうです。
横須賀市福祉部ではどうすればご本人の死後の尊厳を守れるか役所として考えるべきだと動いています。
最近では終活の言葉が頻繁に出てきていますが、孤独死を防ぐのも役所の役目だと思います。
一人暮らしで突然亡くなったり、不安を抱えて一人暮らしをしている高齢者の方たちは沢山いらっしゃると思います。
自分が死んだあとどうなるだろうと毎日が心配でしょう。
2015年に亡くなった男性の遺書に『私死亡の時15万円で火葬 無縁仏にしてもらえませんか』とメモが残っていた。
相続人が見つからず15万円を引き出せず火葬費用は市が負担したそうです。
これを機に始まったのが所得の少ない一人暮らしの高齢者に限り生前に葬儀や納骨先の契約を市が仲介する
「エンディングプラン・サポ-ト事業」(横須賀市)
来月から始まる「わたしの終活登録」の原点だそうです。
利用者の一人 堀口純孝さん(79)は安心しましたと笑顔でお話しされました。
精神的にリラックスして毎日過ごせますと。
40年近く兄妹と会えていないのでお墓に入れるかどうかが不安だったそうです。
この行政の取り組みが全国的に必要になってくると思います。
凄くいいことですね。
老人にとって一人暮らしは毎日が不安で寂しいものです。
これからの日本は超高齢者社会に突入します。
一人でも多くの一人暮らしの老人に安心して毎日を過ごしていける社会に全国の行政の方々に期待したいと思います。