2018年1月4日(木)NHK放送 所さん!大変ですよを観て
瀬戸内海の海で魚が獲れない。
プランクトンの減少で10年前に比べると7割減少したそうだ。
海の魚を支えているケイソウと呼ばれる植物プランクトンがかなり減っている。
どうして、減ってしまったのか、原因は海が綺麗になりすぎてしまったと調査している、海洋学の研究者 広島大学の小池一彦教授は言われる。
高度経済成長期には瀬戸内海では工場や家庭ではチッソやリンが排水から垂れ流されケイソウやら植物プランクトンが増加して赤潮などが発生して魚の大量死や悪臭がして問題となった。
そのため、海水の基準を厳しくしたところ、水質は改善された。
瀬戸内海と云えばチリメン雑魚このままいけば、来年は0で家庭の食卓からチリメン雑魚が消えてしまう。
広島福山市の松永浄化センターでは3年前から、家庭排水から流れる汚水をバクテリアが処理して海に流しているのだが、バクテリアの活動をあえて抑制してチッソやリンをある程度残して海に流しているそうです。
海が綺麗になるのもいいが、魚のえさになるプランクトンがなくなると魚が増えなくなり漁師さんたちの死活問題ともなり、食卓に魚類が少なくなる、回転すしも品薄になり、ピンチになる、原因がわかってよかったですね。