2017年11月9日に放送されたNHK放送「所さん!大変ですよ」で『100歳の食卓 健康長寿の秘けつとは?』が特集されていました。
「元気で長生きしたい」と願う方は多いと思います。
そこで、100歳を越えても元気な高齢者の方は何を食べているのか?を調査していくという内容です。
確かに興味があります。
そんな100歳を越えても元気な柳楽林市さんの悩みと食生活と長生きに秘けつが紹介されていました。
100歳越えても元気いっぱいなおじいちゃん
元気すぎてある悩みがあるらしい。
それは島根県出雲市に在住今年100歳になられた柳楽林市さん。
杖も使わずしっかりとした足取り。
家では一人暮らし。立派な大きな家に住んでいらっしゃる。
3年前に奥さんを亡くされたが出来ることは自分でやる主義で掃除も自分でやる家事もやりこなす。
何が悩みなんだろうと誰でも思うでしょう。
何かあってからでは遅いと考え、100歳を期に介護施設への入居を考えたそうです。
ところが「介護認定を受けてくれ」と言われて、生まれて初めて介護認定を受けたところ結果は要支援2で介護を受ける必要がないと認定されたというのです。
100歳を越えていても元気だと介護してもらえないんですね。
そんな柳楽林市さんの一日。
午前7:00。
散歩 歩くスピードが速い 足腰が衰えないよう家の周りを500m程歩く。
午前8:30。
週2回家事手伝い 長谷川恭子さん(78)に来ていただいている。
驚きの発言が、
「私がこれに恋心を持つと家内がいるときは不倫ですがもうおらんから・・こっちも一人だから」と100歳にして猛アプローチ♡
「ごめん!ちょっと当たった」といってスッとお尻を触る(笑)「現行犯逮捕しますよ~」(笑)ってお互い笑いながらおしゃべり。
午後3:00
月一回の漢詩会で仲間が集まる。
なぜ100歳にしてこんなに元気なのか?
食事をしっかり食べるものは長生きする。
一日の食事を追ってみた。
朝食は、ハチミツをたっぷり塗ったトースト。
リンゴ・バナナなど6品目をしっかり摂っていた。
夕食は週に2回すき焼きばかり。
一番好きな食べ物はすきやき。
健康・栄養研究所 下方浩史教授に柳楽さんの食事を動画で撮ってみてもらった。
すき焼きを食べながら、少量のお酒を飲んでいる光景をみて、
「いいですね少量のお酒は食欲増進作用があるので美味しく食べられる。少量のアルコールは胃液の分泌量を増やし食欲を増進させる。さらに沢山のお肉を食べているイイですね。
特にアルギニンが大事で最近注目されていて動物性のタンパク質にたくさん入っている。
アルギニンとは疲労回復や精力増強に効果、筋力を維持する働きがある。こういうものをたくさん食べることによって体が元気になったり若返ったり、ときめくようなそういう気持ちになる。」
また、驚いたことがあるそうです。
100歳で自分の歯で硬いものを食べているということ。
柳楽さんの歯を見させていただくと、自分の歯をほぼ保っていることにビックリ!
噛むことは顎の筋肉を凄く使う。
そうすることによって脳の血流が増える。
だからよく噛んで食べる人は認知症が少ないと言われているんだそう。
ビックリしました。
やっぱり歯が大事ですね。
100歳でほぼ自分の歯。
これが長生きの秘訣じゃないでしょうか。
元気すぎて介護認定を受けれないというのは、幸せな悩みですね。