お盆の時期になってくるとお墓参りや先祖の供養などの特番が多くなっています。
2017年8月12日(土)に放送されたモモコのOH!ソレ!み~よ!では最新のご先祖様の弔い方が紹介されていました。
驚くものが多かったです。
かつては和室中心だった生活から洋室がメインになり、インターネット社会や少子高齢化、核家族など私たちの生活スタイルは時代とともに日々変化しています。
このようにご先祖様の弔い方もどんどん変化しているんです。
そんな最新情報を紹介していきます。
お墓
お墓も時代によって変化しています。
お墓といえば縦に長い長方形がこれまでの常識でしたが、最近は背が低く横に長い長方形のタイプが選ばれるようになっているといいます。
その理由はおしゃれだからというだけではなく、地震のことを考えて、背が低くどっしりと重心の低いお墓が選ばれる傾向にあるんだそう。
大阪石材工業株式会社
大阪府東大阪市水走
仏壇
壁にかかっている折り畳みの仏壇などこれまでの形にとらわれず、様々な新しいタイプの仏壇を企画製造し販売されています。
これからの核家族化や少子化に伴ってだんだんとコンパクトにお手入れもしやすくというライフスタイルの需要に合った仏壇。
現代仏壇ギャラリーメモリア 大阪梅田店
大阪市北区柴田
納骨
今までは”遺骨はお墓へ”というイメージでしたが、納骨の方法も多様化してきています。
いつでもお墓参りにいけるという環境の人はいいのですが、金銭面や距離、高齢などでいけないという方も意外と多いもの。
そんな事情のある方に利用されているのが「手元供養」
遺骨を骨壺などに入れて自宅で置いておく供養の仕方なのですが、その手元供養もどんどん進化しています。
100%遺骨でできたダイヤモンド
本社のあるスイスで加工。
遺骨をあますことなくダイヤモンドに。
骨に含まれる炭素の成分を抽出し、高温高圧をかけてダイヤモンドにするという究極の形見です。「大切な人の遺骨が美しいダイヤモンドに変わった」と人気があるそうです。
アルゴダンザ 西日本オフィス
大阪市淀川区宮原
納骨吹きガラスオブジェ
パウダー状にした遺骨をガラスに加えているオブジェ。
遺骨を美しい吹きガラスの作品にするという新しい納骨の形です。
他にも
- 写真と遺骨を入れられるペンダント
- 遺骨を混ぜて作るブレスレット
などもあるそうです。
手元供養専門店
天王寺ほうじょう
大阪府門真市幸福町
お墓を作らない、作れない人の新しい供養方法として増えているんだそう。
時代の流れというものがどうしてもありますが、供養するという気持ちは変わっていないと思うのでそれぞれの家庭に合わせて選んでいけばいいのかなと思います。
納骨堂
需要があがってきているのが納骨堂。
遺骨を収蔵・安置する屋内型施設。お墓を持たない人の利用が多い施設です。
名古屋市にある万松寺では、良い面黄金色のフロアや水晶をイメージしたクリスタルのフロアなどこれまでの堅苦しくて重たい雰囲気のイメージを払拭するような華々しい納骨堂が注目されています。
万松寺
名古屋市中区大須
バーチャル供養
ネットお墓参り
インターネットでできるお墓参りのサイトがあるんです。
ネット上にお墓を作ってもらい、柄杓で水をかけたり、お線香をあげたりというお墓参りができます。
仏壇アプリ おまいり
さらにはスマートフォン用の仏壇アプリまで。
故人の写真を登録し、アプリに収録されているたくさんのお経から好きなものを流すことができます。
いつでもどこでも誰でも気軽にお墓参りができるアプリです。
さいごに
最新のご先祖様の弔い方はいかがでしたか?
まだまだ古い考え方を持っているからなのか受け入れられないサービスもありましたが、必要としている方が多いのも確かです。
色々な形や選択肢が増えている現代。
どのサービスでもご先祖様を弔う気持ちが大切ということは共通しているのでしょう。
選択肢が増えると逆にどうしたらいいのか迷ってしまう気もします。
自分の場合はどうして欲しいのか、きちんと家族と話し合っておくのもいいですね。