この日は龍穴神社に行くつもりで家を出ましたが、予定のなかった室生寺を先に参拝してきました。
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階段で足がガクガク!奈良県【女人高野室生寺】に行ってきました
暑い夏の終わり秋の涼し気な時期に奈良県にある女人高野室生寺へ行ってきました。 大阪鶴橋駅から近鉄大阪線快速急行に乗り室生口大野駅に着きました。(1時間9分料金880円) & ...
室生寺での参拝も終わり、次は本来の目的である龍穴神社に向かいます。
先に参拝に行った室生寺でかなりの体力を消耗。
奥の院のあの長~い階段、そしてまた階段でバテていましたが、がんばりました。
龍穴神社
室生寺の門を出て真っすぐ行き、川のかかる朱塗りの反り橋を渡り料理旅館などが立ち並ぶ道を通り左に曲がると15分程で目的地の龍穴神社に着きます。
奈良県宇陀市室生にある龍穴神社は679年の古社で主祭神は「たかおかみのかみ」雨ごいの神として知られています。
神域には龍穴と呼ばれる洞穴があって、今でも雨ごいの行事が行われています。
この室生龍穴神社は室生寺よりも古く、室生寺は龍穴神社の神宮寺とも言われ、龍王寺と呼ばれていた時期もありました。
室生寺にも杉の巨樹があり、室生寺の諸堂、五重塔、仏像、大杉群を観てから龍穴神社に回るのが良いと思います。
境内は杉の巨樹が何本もそそり立ち、晴れの日でも薄暗くシ~ンとして神域を感じさせます。
鳥居をくぐる前にご挨拶。
鳥居をくぐると左に手洗い場があり手を洗います。
本殿に向かう本殿には「善如龍王社」と扁額とありました。
杉の木が何本も立ち並ぶので薄暗く感じます。
龍と名がついているから龍らしきものがないか探しましたが、手洗い場の立派な龍だけでした。
天の岩戸
龍穴神社を後にし、渓流の近くに龍神が住むと伝えられる穴に行ってみました。
吉祥龍穴は龍穴神社から1・3km程度奥に行く山の中にあります。
吉祥龍穴に行くために山中を登って行くと、途中で鳥居と「天の岩戸」と書いた看板が見えてきます。
鳥居をくぐると大きな巨石が二つ割れた様に立っていました。
すごくパワーを感じます。
吉祥龍穴
天の岩戸から少し行いくと、吉祥龍穴の看板が見えてきました。
ここから数10m下った所に龍の穴があります。
ドキドキしながら階段を下りていくと、川の流れらしき音が聞こえてきました。
近づくにつれて拝殿が見えてきました。
吉祥龍穴の右のほうには滝が流れていますが、余り勢いのある流れではなかったです。
近くに行けないようにロープがしてあります。
龍は架空の動物として扱われていることが多いですが、本物の神の使いの方は「神様の使い龍として実際に存在している」と言います。
凄くワクワクドキドキします。
凄いところに龍の穴がありました。
何も想像しなければ、普通の自然な景色ですが、龍がここにいると想像してみて下さい。
龍がここに住んでいて渓流の水で人間がいない時に水で体を洗っているのかも考えるだけでも楽しくなります。
想像するだけで、いろんな風景が広がって神秘的な空間になります。
これで今日のお参りは終了です。
元を来た道を帰っていきます。
山々づくしで、自然のパワーで凄く癒されました。
バスに乗らずに歩いて駅に向った結果
1時間に1本のバス。
バス停に着けば今からだと30分程の待ち時間。
待つのが嫌だったので、室生口大野駅まで歩いて行くことにしました。
「時間もたっぷりあるし」と気楽な気持ちで、バスで来た道を覚えていたので歩いて駅に向かいました。
すれ違うのはスピードを出して走る車やバイク。
普段は私もバイクか車での移動が多いので、こうやって歩いてるのはなんか変な感じ。
こんなに歩くの初めてじゃないかなと思うほど。
室生寺でも階段を昇って足が疲れてる上に、意外と長いこの道のりで段々と足が痛くなってきます。
休憩しながら歩いていくと、山の爽やかな風が吹いてすごく気持ちがいい。
疲れるけど、自然を感じるとこれもいいものだと思える。
また少し歩いて行くと、大きな橋が出てきました。
その下には大きな川があり、家族らしき人たち。小さな子供大人たちが川で水浴びをしてきゃ~きゃ~と楽しそうに遊んでいました。
いろいろな原風景を見ながら歩いていると紅葉公園が現れました。
綺麗ので、そこで腰を下ろしお茶を飲みながら鑑賞。
山の空気を吸いながら歩きはじめ、もう少し、もう少しと思いながら1時間は過ぎていました。
また歩いても歩いてもつかない。
歩いていると、栗の木があり実がなっていました。道には、まだ青い栗が幾つか転がっていました。
私に自然が変化を味わいさせてくれているんだと自分言い聞かせながら歩いていくとやっと駅に着きました。
2時間程で家に着きました。
さいごに
達成感がある1日でしたが、足の痛みと疲れで余り寝れませんでした。
朝起きたら腰が痛く次の日はふくらはぎがの筋肉痛。
便利な交通機関はしっかりと利用しましょう。(笑)
これに懲りず、次もいい所見つけて出掛けていきたいと思います。