2017年8月1日に放送された「林修の今でしょ!講座」で最新お墓事情2017年が紹介されていました。
その中で、今時のお墓事情が簡単にですが紹介されていて、どれも興味深いものでしたのでメモとして残していきたいと思います。
1.樹木に囲まれリーズナブル樹木葬
道住寺 高輪庭苑
樹木などの下に骨壺を埋葬し、一定期間後に土に還すという「樹木葬」
代々引き継ぐ必要がないお墓なので独身の方やお墓にこだわりのない高齢者の方に人気だといいます。
一般的なお墓は約250万円ほどかかりますが、樹木葬は約50万円と価格もお手頃。
1999年頃開始され、2017年には350か所以上。その需要は劇的に増えているんだそうです。
道住寺 高輪庭苑
住所:東京都港区高輪2-16-13
2.遺族に負担をかけない自動搬送式納骨堂
龍生院 三田霊廟
残された遺族に負担をかけないお墓とはどんなものなのでしょうか?
参拝室の裏にはなんと約5000個の骨壺を収蔵庫があるんです。すごい機械的。
- 墓・・・墓石を建てて埋葬
- 納骨堂・・・お骨を預けて保管
納骨堂とは、墓石を建てお骨を埋葬するお墓とは違い、お骨を預けて保管してもらう場所の事。
その納骨堂の中でも最近広まっているのが自動搬送式納骨堂です。
エントランスで参拝者がICカードをかざすと、その裏側で収蔵庫から骨壺を機械で搬送されて約40秒で骨壺が参拝室に到着。
参拝者が届いたお骨に向かって手を合わせる仕組みになっています。
掃除やお花のお供えは施設が行ってくれるので手軽にお参りできるので、遺族に負担をかけたくない人達を中心に人気を集めているんだそうです。
龍生院 三田霊廟
住所:東京都港区三田2丁目12番5号
電話:03-6809-5931
3.参拝者が楽しめ、子ども達が喜ぶLED納骨堂
幸國寺 瑠璃殿
牛込にある幸國寺の瑠璃殿は、あるもので彩られた納骨堂として世界の注目を集めています。
ICカードを入口でかざすと自動ドアが開き、さらに中に入っていくと、そこにはLEDが点灯するという納骨堂。
すごく幻想的できれいです。
LEDが点灯すると自分がお参りする仏様が白く光仕組み。
その仏様の後ろにお骨を収める場所があり、その仏様に手を合わせてお祈りをすると同時にお骨に手を合わせる事になります。
ガラス製の仏様は全2046体。
その一体一体がLEDの光で日本の四季を表現しています。
キレイなので残された家族はもちろん子ども達が「おばあちゃんココにしてよかったね」と喜ぶ方が多く、生前に選ぶ人が多いんだそう。
幸國寺 瑠璃殿
住所:東京都新宿区原町2-20
電話:03-3203-2268
最近では、お墓でもハイテクなんですね。
考え方を新しくしていかないとついていけません。
ICカード・・・よくわからない。
でも、お参りするのは今の若い人たちだから、自分の価値観にとらわれずに合わせていくのもいいのかもしれません。