2017年9月26日(火)BS103で放送された「精霊と奇岩の“楽園”を歩く~チェコ チェスキー・ラーイ」で映された景色に見とれてしまいました。
そこでチェコの魅力をもっと知りたいと思い、自分なりに調べてみました。
チェコ共和国は地理的にはヨーロッパのほぼ中央に位置している。
旧チェコスロヴァキアの後を継ぎ1993年1月に誕生した国家です。
誕生から日は浅いものの、歴史の起源は5世紀から始まっていて日本との関係も良好です。
国の大きさは日本の五分の一で九州と同じ位の大きさ。
一年を通して四季のある国です。
人口は約1020万人でチェコは世界遺産の宝庫でもあります。
日本からの直行便はなく、ヨーロッパの他国での乗り継ぎが一般的になっています。
治安は全体的には良いが都市部では、スリ・盗難が多発しているので注意が必要。
プラハとかチェスキークルムロフへの観光は大人気ですが、郊外には素敵な街や村や森が沢山あり散策しながら歩いていると毎日が楽しく飽きないそうです。
チェコ南東部ブルノ市郊外のプンクヴァ洞窟には、まるで精霊が棲んでいそうな神秘的な美しさのマツォハ渓谷があります。
世界で最も美しい街の一つと言われているチェスキー・クルムロフは、「眠れる森の美女」とも呼ばれているそうです。
「ルサルカ」とは森の奥深くに住む水の精霊の名前です。
ルサルカは人間に恋し、声と引き換えに、魔女に人の姿に変えてもらいます。
神話として伝えられています。
赤い屋根が並ぶ街は人口は16,000人のイチーン。
チェスキーラ-イで最も美しい街と言われています。
まるでおとぎ話に出てくる絵本の様な街。
中央にある広場にはルネッサンス様式の端正な建物。
イチーンの大通りには大きな龍の置物があります。
おとぎ話の街なのでその象徴として作られ街を守ってくれているそうです。
街には休憩所があり、その中には操り人形が展示されている。
壁に飾られているのはチェコの伝統的な操り人形、チェコの文化の復興の上で大きな役割を果たしたと言われています。
ハプスブルク家の支配下でチェコの人々はドイツ語を使うことを虐げられていたそう。
そんななか人形劇ではチェコ語のセリフが許されていました。
お人形の中におとぎ話に出てくる森の精霊「エジンキ」
木々や動物たちに悪さする人は森から出られなくなってしまい、逆に良い人は導いてもらえる。
森には必ず精霊がいると信じている。
森の精霊「エジンキ」歌声で人々を森の奥に誘い道に迷わせるという。
道に迷うのは困るけど森に優しければきっと出会える。
森にはモミやヒノキなどの針葉樹やブナやコナラなどの広葉樹などが混在する豊かな森。
人々は木を切ったり狩りなどをしてその恵みに感謝しながら暮らしてきた。
森の中には森の神様,精霊がいると昔から言われてきた。
森に入る時は敬意をもってご挨拶しなければならない。
森を出るとクルツコビッチェ村があり生演奏のギターを弾いているおじさん達がいる。
ホスポダ(居酒屋)があり、ビールを飲んでいる人達チェコは国民一人あたりのビールの消費量が世界一だそう。
黄金色のピルスナーはここチェコが発祥の地だそうです。
セケルコビー・ローチキー村に住む人は、こう語る。
小川も野原も丘も何もかもが素晴らしいわ、まるで絵本の中で暮らしているみたい 自然の恵みは景色だけではありません 肥沃(ひよくな土壌 豊かな牧草地ーこの地域は昔からチェコのどこよりも豊かでした ここを訪れる人だけでなく暮らす人にとっても楽園そのものです 豊かな大地がすべての人々を包み込んでくれる だからこそ *楽園*なのです
本当におとぎ話に出てくる景色。
精霊のお話しから、こんな国があるのだと驚きっぱなしです。
理想の国。
やっぱりこの国には精霊が棲んでいるのかもしれません。