1884年(明治17年)鳥取池田藩の元武士達が入植して開いた鳥取町でその歴史が「鳥取百年資料館」にその歴史が展示されています。
120年前の鳥取移民が現在の釧路の礎を築いたと言っても過言ではありません。
私が子供だったころに母に連れられて母の実家のお墓参りに行ったときに母と叔父さんが親戚に北海道移住した者がいると話をしていたのを覚えていて、北海道に親戚がいるんだ位しか思っていませんでした。
でも最近になってから、なぜか気になるようになりました。
「鳥取神社」は明治24年、鳥取県士族移住者が産土神(ウブスナノカミ)として島根県の出雲大社より御祭神「大国主大神」を拝請し創建された由緒の深い神社です。
御祭神である大国主大神は(だいこくさま)とも呼ばれ、古事記に記されている国造りの神様、因幡の白兎の神話でもお馴染みの心優しい神様です。
鳥取神社は開拓者たちの念が強いから願い事が叶えられそうでパワーを感じますね。
隣接する「鳥取百年館」は天守閣を思わせる建物がある館内は集団移住した鳥取の士族達の歴史資料が展示されています。
故郷を泣き泣き去った方々の郷土愛がひしひしと伝わってきます。
時代に翻弄された士族とその家族たち悲しい歴史です。