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こんなスーパーが近くに欲しい!(切実)宮城県の主婦の店さいち

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こんなスーパーが近くに欲しい!

 

2017年10月6日読売放送「スッキリ」で『ある商品だけで年間売り上げ2億円』と見出しがでたので、「なになに??」と朝の忙しい時に見入ってしまった。

 

観ていると、私がずっとこんなスーパーがあったらいいのにと思っていたスーパーの姿がありました。

 

今のスーパーにはガッカリしてるんです。

どこのスーパーに行っても毎日同じような物が並び、特にお惣菜はいつも同じで値段は高い。

 

個人店でお惣菜をやっているお店のほうがバラエティで美味しい。

近くに商店街がないからしょうがなくスーパーに行くけれど、購買意欲がわかない。

 

高齢にもなってくると家で作るのも面倒くさくなるからお惣菜は充実していてほしい。

この放送に登場したスーパーはまさに私が求めていたもの。

行って買い物がしたい!!でも遠い。

 

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理想のスーパー 主婦の店「さいち」

 

場所は宮城県仙台市の観光地「秋保温泉」この温泉街にあるスーパー「さいち」

仙台駅から車で30分で行ける。

私は大阪に住んでいるから、どんだけ交通費かけてスーパーに行くんだって話になる(笑)

 

1979年創業。個人商店で主婦の店「さいち」

売り場面積わずか80坪。年商7億円。

 

店内を入ると普通のスーパーとなんら変わらない感じがする。

でも、奥に行くと約10mの棚に100種類の惣菜・弁当がずら~と並んで積まれていました。

 

「さいち」ではお惣菜は特によく売れていて、全体の約60%を占めているんだそう。

お客さんから明日これ作っといてと言われると作る。そうしてるうちにドンドン種類が増えていったとの事。

 

お店が閉まる時点(午後7時30分)で惣菜・弁当の全部の棚がカラになってしまう 廃棄率0!

その秘策は、すぐ裏で手作りしているのでお客さんの様子を見ながら調節して、商品が無駄に残らない工夫をしているとの事。

それを学びたくて全国から視察が来る。商売人のお手本ですね。

 

 

厨房約20坪の調理場でお惣菜を手作り。

10人前後のスタッフで3交替制で売れ行きを見ながら量を調整。

私もスーパーのお惣菜部で働いていましたが、根本的にお惣菜の作り方が違います。

素晴らしいですね。

さらに「さいち」の総菜は絶品!激安!

 

宮城県の名物 ホッキ貝 ホッキご飯。めんつゆと酒でしっかり味付けしたご飯に醤油漬けしたホッキ貝を乗せる。

他にも椎茸とか三つ葉が乗って280円。安い!

オリジナルのたまご焼。220円!誰が食べても美味しいというポイントをついている。

 

みんなが美味しくいただける味わい。

これが人気の秘密ではないでしょうか。

 

一番人気が五目煮(ホタテ・ゆで卵・大根・こんにゃくなど具だくさん!)
4~5人前で850円 めっちゃ安!

「家庭の味で美味しいのでまた来たくなりますよね」「お惣菜もおいしい」「すべてがおいしい」「お母さんの味ですかね」「お袋の味」「家庭の味」というお客様の声。

 

伝説のスーパー「さいち」の社長 佐藤啓二さん(82)専務 佐藤澄子さん(82)

この味を生んだのは専務の佐藤澄子さん。

まだコンビニが少なかった創業当時、地元の主婦からの「食卓に一品追加したい」という声に答えて手作り惣菜を始めたのだそう。

この店ではレシピがなく、舌で味を覚えるといいます。

従業員は澄子さんの味(家庭の味)を作り継いでいる。

今日しょっぱかったとか甘かったとかお客さんに言われると自分なりに工夫していく。

 

煮物担当になって1年目の高橋美幸さん(33)は「責任感がないとやっていけない。」と言います。

その日によって味が変わるのは家庭料理らしくていいとお客さんの声。

 

看板メニューのおはぎ

 

「さいち」のもう一つの看板メニューは「おはぎ」

おはぎだけで年間売り上げ2億円以上あるんだそう。毎日約600パックが棚に並ぶ。

買って店先ですぐ食べる人も!

 

美味しくて甘さ控えめであんこたっぷりと大人気。

あんこが甘すぎず塩気も残っていてあっさり。何個でも食べれる、昔懐かしいお母さんの味。

 

種類は 黒ごま2個216円 きなこ2個216円 あんこ2個216円

過去には一日最高2万5000個売れたこともあるそうです。

おはぎの年間売り上げは2億1000万円。

 

 

おはぎは、前日から作業が始まります。

北海道産の小豆を使用。

あんこが炊きあがると毎日社長に味見をしてもらう。

おはぎ担当5年目 加藤琢磨さん(28)

社長、自ら味を毎日チェックしている。これがないと緊張感がなくなるからダメなんですよと語る。

 

これが36年間味を守り続けている秘訣なんですね。

 

社長のオッケーが出たらボウルにあんこを入れ、冷蔵庫で一晩冷やし固める。

そして販売当日(午前7時)おはぎ作りがスタート。

開店9時にはおはぎが棚に並ぶ。

 

おいしい味を味わえるのは当日だけだから、早い時間からお客さんが買いに来る。

人気の秘密は家庭の味。保存料などが使っていないため当日までに食べないといけません。

お弁当にしても安くて美味しくて種類も豊富で家庭の味。

 

お惣菜も毎日種類も豊富で家庭の味で飽きがこない。

そして私の大好きな「おはぎ」甘さ控えめで塩気のきいた味だと聞くとまさに私好み。

 

行ったことないのにファンになってしまいました。

こんなお店が近くにできたら毎日いきます。

 

仙台の方が羨ましいです。

大阪のスーパーも真似してくれないかな。

お客さんの為だけに思い作られた惣菜・おはぎ 佐藤さんご夫婦は素晴らしい方ですね。

 

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