ここ何年か「終活」という言葉が流行っていますね。
40代、50代の人でもエンディングノートを書いている人もいるといいます。
私も他人事ではない年齢です。
終活を考えるうえで、「認知症」「介護」「医療」「葬儀」「お墓」「相続」「身の回りの整理」などが課題として出てきます。
大変・・・考えるだけで大変。
だから、全てを一気に取り組むのではなく、自分ができるものから始めています。
「葬儀」については50代後半位からお葬式はどこでするか夫婦で相談して掛け金を積み立てています。
そして、「お墓は要らないからね」と、二人の娘には伝えています。
私は山とか樹木が好きなので樹木葬がいいですね。
終活するには、早い気もやっぱりしますが人生何がおきるかわからない。
備えあれば憂いなし
まだまだ頭も体も元気なので、元気なうちに色々と終活の事を勉強して少しずつ整理していきたいと思います。
終活とは直接関係ないのですが、最近「私たちは死んだらここに帰ります」という本を読みました。
私たちは死んだらここに帰ります: 誰も教えてくれなかった現世と霊界の真実
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この本に書かれていたのですが、認知症の事はあまり心配する事はないそうです。
なぜかと言うと、人間は死が近づいてくるとだんだん人間界のことを忘れていくそうです。
だんだん死の準備に入っていくので、年をとって忘れっぽくなるのはぜんぜん心配することないとの事。
次の段階にいくために忘れるものなんですが、死ぬ事を恐れていると認知症になった時に、その恐れが行動を暴挙化してしまうそうです。
家を飛び出すなどの多動症になったり、暴れたり人に迷惑をかけたりするのは、それが原因になっている事もあるそうです。
だから死に対する正しい理解が必要なんだそうです。
認知症になって、まわりに迷惑かけたりしたらどうしようかと不安でしたが、少し気が楽になりました。
自然な事なんだと素直に受け入れたらいいんですね。
年齢を重ねていくと不安な事が増えてきて、死んだ後の事も考えてしまう事もありますが、こういう本を読むだけで気持ちが楽になって新鮮な事が書かれていたのでよかったです。