2018年1月11日NHK放送 所さん!大変ですよ「なぜか60歳以上シニア限定の謎」を観ていいお話だったので紹介します。
シニア歓迎!求む!60歳以上!?60歳以下ではありません。目を疑う求人誌。
性別・経験不問というから、どんな仕事なんだろうと60歳以上の方だと感心を持ちますよね。
最近は、60歳以上のシニア限定の求人が増えているそうです。
私はまだ実際に見かけた事がないんですが、興味津々です。
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朝5時からの仕事
石川県 津幡街にある食品加工業者の小原繁社長は、作業場に案内しここで働いている皆さんは61歳~79歳の男女14人の方ですと紹介する。
この方たちがいないと、会社が回って行かないそうだ。
理由を聞いてみると仕事時間は早朝の5時~ 年齢は18歳~と求人募集をしたところ1人も応募がなかったそう。
若い人に聞いたところ、朝5時なんて働けないって言われたそうだ。眠いし、お金をもらっても嫌だと言う。
困り果てた社長は公園などに行くとシニアの方達が朝から散歩している光景を見て閃いたそうだ。
シニアの方達だったら働きに来てくれるのじゃないかと、求人60歳以上と募集したところ予想以上の人数るの方々が応募され驚かれたそうだ。
なぜシニアは朝の仕事に魅力を感じた?
聞いてみたところ朝3時半に目覚ましがなくても起きるそうだ。年寄りは早くからめが覚めるから早朝からの作業は大歓迎だそうだ。
そしてもう一つの魅力は顔を見ながら仕事ができる。
この歳になると孤独は嫌でここに来ると楽しい。何もすることがないから生きがいを感じるそうだ。
ここに来ると同世代の仲間と悩みを共有できる。いいことばかり。
さらに社長は前年に比べ売り上げが20%アップ、シニアパワーだ!この謝礼に血圧計をプレゼントされた。
ステーキ職人
大阪市内ではステーキ職人 八木下謙一さん(69)はシェフとして雇われた。
全く経験はなく以前はパスタのシェフだった。
経験もない人をなぜ、雇ったのか。
シニアの方が肉を焼くと美味しそうに見えるメリットがある。
「シニアのシェフがいると安心」欠かせない存在かなと思いますと言われる。
僧侶
愛知犬山市では貞林寺の小塚文哲さんは以前は大手不動産会社に勤めていて定年後は、頭の中が空っぽになってしまい生きる意味を失ってしまった。
死ぬような顔をしているから自殺するなよと言われていた。それくらい落ち込んでいたそうだ。
そんな時シニアを募集する求人広告を目にする「第二の人生は僧侶になって世の為・人の為に活動しませんか」という募集だった。
全国にある8万の寺の内4分の1が空き寺という深刻な問題を抱えていた。
そこで僧侶不足解消の為、目をつけたのが元サラリーマンだった。
小塚文哲さんは、もう一度、社会経験を生かせるんじゃないかと感じたそうだ。
小塚文哲さんのもとには相談者が沢山訪れ以前の不動産会社の経験が生かされ沢山の人を助けている。
いいお話しでした。
だてに長生きしているわけではない。
若い人たちより経験も知識もあり、元気な人はどんどん働いたらいいと思う。
脳も活性化してボケる人も少なくなるし、年寄りは真面目だし仕事があればひたむきに仕事をするだろう。
こういう働き場所をドンドン作るべきだと思う。
シニアパワーはまだまだ国を救う。