12月5日毎日放送「教えてもらう前と後」で「2020年東京オリンピック後の日本。」の問題が特集されていました。
34万部のベストセラー「未来の年表」の著者:河合雅司さんが、スタジオに登場して、日本の未来を予想していくという内容でした。
それがとても具体的で、近未来本当に起こり得る内容でとても考えさせられました。
2020年東京オリンピック後の日本
テレビ放送や本、雑誌などで日本の未来が暗いなどと言われている。
少子高齢化問題もそうだが日本女性の2人に1人が50歳以上になり出産できる世代が減少する。
この事態は少子化をさらに加速させる。
1949年には約270万人生まれていた。
べビーブームだった2016年は97万人と減少。
2020年には90万人に減ると予測されている。
2022年には、団塊世代が75歳を迎える年なのだ。
独居老人や独身が増加する。
3世帯に1世帯が1人暮らしになる。
2024年には全国民3人に1人が65歳以上。2025年は東京都の人口が減少。
2027年輸血不足で手術が不可能になるのではないかと予測されている。
献血が可能な年齢は男性が69歳まで。女性が54歳までとされている。
献血する人数も減って行く。86万人分の輸血が足りない。2027年輸血が必要な高齢者は545万人とピークを迎える。
一方少子化で献血できる若者は459万人。計算上は86万人分の血液が不足してしまい手術が受けられない可能性がでてくる。
2033年住宅の3戸に1戸が空き家になる。
このまま人口減少が進むと東京がスラム化してしまう。
都市開発研究所が2035年の東京の姿をシミュレーションしてみた。
約1400万人が暮らす東京。
少子高齢化が起きると労働力が低下し財政力の低下につながる。
財政破綻が起きたら維持出来ず崩壊していく。
人口が減った東京は財政が破綻。
高速道路などインフラの整備ができない東京が廃墟になる。
これは最悪のケースで少子化政策、移民政策など全て失敗したら廃墟になりスラム化する。
決して、遠い未来ではない。
東京で空き家が増えている。
7戸に1戸が空き家このまま空き家が多くなり放置されると最終的にはスラム化になる。
将来大変な市街地になる。
放火、犯罪が増え結果東京がスラム化するのは否定できない。
今すぐ対策しないと東京はスラム化してしまう。
対策としては子供が沢山生まれる社会に戻る事。
子供が増えた村があった。
村とは思えないぐらい子供が沢山いた。過疎の村だったのがなぜ子供が増えた?
長野県下条村村の入り口には峰竜太の看板が。ようこそ下条村へと峰竜太の故郷だった。
話を聞くと下条村の人口は3,805人。
下条小学校に行くと運動会の真っ最中。
そこには大勢の子供達の姿があった。
下条村の子供は15歳未満の子供579人。
子供の割合は15%。
東京都は11%。
過疎の村でなぜ子供が増えたのか?
そこには徹底した子供を育てやすい環境づくりがあった。
少子化を止める3つの徹底サポート
①村が補助する格安マンション
2LDK65㎡ 駐車場2台分付いて34,000円(村が3分の1を負担)
➁お祝い金を支給しまくる!
第2子が生まれると80,000円が出産祝い金。
第3子が生まれると500,000円が出産祝い金としてもらえる。
さらに
- 小学校の入学祝い 商品券30,000円
- 中学校の入学祝い 商品券60,000円
- 移住家族には移住祝い 200,000円
- 新築祝い10%まで補助 1,000,000円
③あれもこれも無料
- 医療費は高校生まで補助の対象で面倒見てくれる。
- 小学校1年生はタクシー代が無料
- 3人目の子供から保育料無料
気になるのは財源は?
下條村役場に聞いてみた。下條村 村長 金田憲治さん。
無駄を省く。
普段だと公費を使ってやることを住民自らやる。
道路工事などを住民が行い節約。
育児サポートに充てる。
日本を救うのは徹底した育児サポートかもしれない。
番組を観ての感想
本当にいいお話しですね。
この放送を観てこの村に移住して来る家族が増えるのではないでしょうか。
日本中のいたる地区がこういう制度を見本にして実行して頂きたい。
日本を救うのは子供です。
子供を作りだす環境を政治家は真剣に考えるべきです。