映画「ジョーズ」のモデルになったホホジロザメが南アフリカの沿岸部で、三頭の死体がたてつづけに見つかったというニュースを見ました。
死体はいずれも肝臓を綺麗に噛み取られていて、その奇妙な状態にUMAか宇宙人の仕業かとざわついたそうで、私も不思議な話が好きだから「そうなのかも・・・」とドキドキ。
結局は、調査した研究者の間からはシャチの仕業だと考えられるとされました。
見た目がかわいいシャチだけど、実は獲物を選ばない恐るべき捕食者。
様々な種類のサメ・アザラシ・クジラを食べるというから驚きです。
ただ、ホホジロザメにだけには、近づかなかったそうなのです。
それは、逆襲に遭う恐れがあったから。
それなのに今回見つかった三頭のホホジロザメを解剖した結果、シャチに殺された可能性が高いことがわかったのです。
三頭とも肝臓を噛みとられていて、一頭は心臓もありませんでした。
サメの肝臓にはステロイドなどのホルモンの分泌を促す油性物質スクワレンが豊富に含まれているごちそう。
それを狙ったと考えられています。
シャチがホホジロザメの襲撃方法を新たに学習した可能性が高いというのです。
多くのサメは体をひっくり返されると瞬間的に意識を失い無防備になる特性があります。
シャチの学習能力は驚くほど高い為、大きな体でホホジロザメに体当たりし、ホホジロザメの体をひっくり返し、その瞬間に狙いかかる事に成功し、シャチがホホジロザメを餌にしはじめたのかもしれないと・・・
シャチが襲撃方法を学習したことで、これからはホホジロザメも恐いものなしとはいかないようですね。
このニュースを見て思った事
地上の世界も海の世界も大変ですね。
これからの時代は高い知能を持っているものが生き残っていくことになるのかもしれません。
本当にロボット社会になってしまう未来も遠くないのかも。
ロボット社会になると失業率は凄く高くなるでしょうね。
オックスフォード大学が認定したという、あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」を見ただけでも、レストランの案内係、レジ係、ホテルの受付、データ入力作業員、簿記、会計、監査の事務員などなど、人間しかできないと思われていた仕事がロボットや機械に代わられてしまうといいます。
人間じゃないといけない仕事というものはあるはずだけれど、少数になってしまったら人はどうやって生きていけばいいのでしょうか?